「鉄血のオルフェンズ」を最終回まで見て
※最終回を見て受けた衝撃の勢いに乗って脳直で書いた感想です※
名台詞はたくさんあったかと思うんですけど、私が一番心をギューーッとされたのは、ビスケットが生き別れのお兄さんと再会し、お互いが抱えた思想にズレを感じる中で言った「クッキーとクラッカは9歳になったんです…」なんですよ…それなのに、それなのに、ビスケットはもう妹を学校に行かせてあげたり、宿題を見てあげたりすることもできないんだと思ったら、ああ〜〜〜!!そしてそのビスケットを殺したカルタだって、マクギリスのことを最後まで信じて愛していて、それを看取ったときのガエリオだってマクギリスのことを信じていたのに(その回のサブタイトルが「最後の嘘」なの頭がおかしくなるレベルで泣ける)この金髪ロリコン野郎。このロリコン野郎がガエリオにあんな表情やこんな表情をさせてるのかと思うと尚さら腹たつのり!!はあはあ!!最終話のガエリオとても美しかったです絶対に許さないぞアインの誇りをー!!(混乱)
主役は三日月でオルガで鉄華団だと思うんですけど、最初から最後まで彼らに対して不安が拭いきれなくて…すごくカッコイイ劇伴をBGMにミカたちから出てくる言葉のひとつひとつがものすごく物騒で危うくて、日本でぬくぬくと育った私は完全にメリビットさんの気持ちで見ていました後半。私のいのちの糧は戦場にあったことがないから、彼らは完全に別次元に生きてるんだ…と無理やり気持ちを整理したところで、彼らとずっと一緒に生きてきた大人の雪之丞さんが「メリビットさんの気持ちは間違ってない」って肯定したところでまためちゃくちゃ揺さぶられました。ア、アンタがそれを言うのかよ!どうしてこうなっちゃったんだよ!うわあああ!2期あるけど、もしも彼らのその後を見れるなら、ミカの口から「破壊」ではなく「創造」を聞きたいです。どうしよう、2期ラストでみんなを守るためにバルバトスと一体となって宇宙の藻屑と消えたら…そういえば厄祭戦のときにバルバトスに乗ってた人はどうなったんですかねって一瞬考えてやめた。
リアタイ視聴せずに1週間くらい遅れてまとめて見たから、ぼんやりとネタバレは自ら踏んでいたんですけど、ギャラルホルンに一切の救いがなくて震えてる…ガエリオが何をしたって言うんだよ…悲しい…ただただ悲しい…ネタバレで「アインがMSと同化した」みたいな話を聞いて、肉体は失ってしまったけど、MSになって(いつの間にかお互いの好感度を爆上げしていた)特務三佐殿を乗せて鉄華団と戦うんだね!><と思って再生ボタン押したら予想の斜め上を行っていて泡噴いて倒れました。あ、あ、あ、あんまりやないか!MSになったどころかキ○ガイになっとるやないか!でもグレイズアインが戦った鉄華団サイドの人、結局は誰も死んでなかったのは何か望みを持ってもいいのかな…アインは兵器じゃなくて逆刃刀になったのだ… 〜 Fin.〜
ガエリオもアインも直接的な「死」の描写がなかったので、どうしても希望を持って秋まで過ごさなければならないのが一番辛い!!いっそ殺してくれ!!ダメです!!!!!でも生きてたとしても、マッキーのドッキドキ☆阿頼耶識レシピの材料としてストックされてそうだからもう何も期待したくない…ホルマリン漬けにされてるガエリオを、アルミリアが発見してしまうところまでがワンセット。
何ならこの作品で一番親近感持てるガエリオとカルタと幼少時代を過ごして友情・愛情・信頼を感じていながら尚消えることのなかったマッキーが抱えている怒りって何なの…ホント嫌い…大嫌い…大嫌い…大嫌い…大好き!!アッー!!くちびる見つめないで…桐生冬芽と生い立ちが似てるマッキーのことを嫌いになりきれない心の中を読まれそう…丸々1期使って「友情も愛情もマクギリスを止めることはできない」って視聴者に叩き込まれたので、あとはもうどんな感じで地獄に堕ちて行くのかが楽しみです(虚ろな目)