からっぽダンス / 阿弥陀しずく
久々にBL以外で表紙と帯に書いてあるあらすじだけ見てマンガ買って読んだ。
からっぽダンス 1 (Feelコミックス FC SWING)
- 作者: 阿弥陀しずく
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2015/01/24
- メディア: コミック
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もう「さっそく近づきデートに誘ってみたら、彼女に連れて行かれたのは女だらけの東京ドーム。」って一文でジャニヲタ一本釣りですよ。自分は月島さんのように美人ではありませんが、恋愛マンガ王道のモノローグを引っさげながらチャプター編集をする姿に思わず「お前は俺か」と肩を震わせずにはいられませんでした。東京ドームに集ったヲタを客観的に描いたシーンに声を出して笑ってしまった。この辺は読んで確かめてほしいんだけど、個人的には開演直後の「糸に吊られるよう立ち上がった?!」がお気に入りです。そうだよね、あれ、コンサートに通い慣れてる側からすれば全然ふつうだけど、異様だよね…
自分は完全にヲタだという自覚があるので、もしも非ヲタの方とお付き合いすることがあれば、こんなやり取りが発生するのかな〜という可能性あるあるが無理のない範疇で(久我くんがストーカー気質というのはさておき)描かれているのが楽しかったです。特にFC入る・入らないの辺りが好き。「こんな人とお付き合いしたーい♡」というよりは、この2人を見守っていたいと思う作品でした。久我くん好きだけど、制服姿で会社の前まで来られるのはちょっと…!